横小路自治公民館での取組

更新日:2023年08月17日

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自治公民館での取組 ~ 横小路自治公民館

令和5年度の取組

8月14日(月曜日)新盆供養の取組が行われました。今年は、5ヶ所で踊りが披露されました。「しりふり」「よったけ(四つ竹)」「地踊り」の三番が行われ、「地踊り」には、初盆のご家族も踊りの輪に加わっておられました。夜遅くまで巡回されておられました。

新盆供養新盆供養新盆供養新盆供養

【新盆供養とは】 木城町史 P1001から抜粋

精霊をお迎えして、特に14日は心を尽くして馳走の接待をする。親類・縁者をはじめ、地区の人々が新盆家に集まる。かつては夜になると、さながら供養の芸能団が訪れたように、庭先狭しと踊りの輪をひろげた。青年男女が新盆家を巡回して供養する習わしであり、念仏踊り系の古い形が残されていた。歌は、数え歌の形式を踏んだものであった。(中略)踊り子は、男女混成で折編笠に花飾りをつけ、頭は豆絞り等で包み込み誰とも判別がつきにくいようにして、浴衣の着流し。女性の場合は赤の湯文字をつける。四つ竹を持ち、「音頭」に応えリズムをとることもあり、他に造花や手拭いを持つ。笠や造花は精霊の依り代であるともいい、誰ともわからぬように変装することは、精霊そのものの仮の姿であるともいう。踊り子は相の手を入れながら、たまには奇声を発し、跳ねるように踊る。(後略)

お話をお聞きすると遠方から訪れられた親族の方もおらるとのことでした。これらの取組は、地域内の人と人、先人と今を生きる人、家族と親族とをつなぐ活動なのだと感じました。

8月12日(土曜日)新盆供養の盆踊りの練習が高城児童館で行われました。この取組は14日(月曜日:毎年14日)に実施される初めてお盆を迎えられるお宅を訪問し供養するための準備で、地区の方々が集われ19時から熱心に行われていました。

盆踊り練習

盆踊り練習

盆踊り練習