令和7年度 木城町・九州医療科学大学連携事業

更新日:2025年08月01日

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実施行程(2日間)

7月12日(土曜日)~13日(日曜日)

・映画上映会「こわれること いきること」

・インタビュー調査(前期高齢者宅訪問)

7/12(土曜日)の取り組み

令和7年度は、九州医療科学大学より学生20名が木城町を訪れました。到着後、到着式を行い、午前中は翌日に控えるインタビュー調査の練習を行いました。

到着式で福祉保健課長が挨拶をしている様子

到着式 福祉保健課長あいさつの様子

映画上映会「こわれること いきること」

午後からは、映画上映会「こわれること いきること」を開催しました。学生の方が受付や会場案内、花束贈呈などを行い、会場の運営に携わっていただきました。

当日は、天気が雨だったにもかかわらず、約150名の方にお越しいただきました。

介護を終えた方、介護を今現在されている方、介護職の方、これからの自分を考える方、震災でご友人をなくされた方など様々な立場の方が会場におられ、それぞれの視点から「我が事」として作品を観ていただけたのではないでしょうか。また、多くの方から「この作品と出会えてよかった」、「今日来れてよかった」、「またこのような企画をしてほしい」などという声があげられました。

映画上映後には、北沢幸雄監督にご登壇いただき、舞台挨拶および質疑応答を行いました。来場者からは、「自分の家族を介護していた時に自宅介護もしくは施設入所の選択に悩みに悩んで施設入所を選択しましたが、いまだにその選択が正しかったのか考えます...」というような声も聴かれました。きっと会場には同じ思いを持った方が他にも多くいらっしゃったことと思われます。

素敵な作品と出会えたうえに北沢監督にお越しいただいたことで、直接監督と話ができる機会となり、思いも共有できる場として、よい時間となったのではないでしょうか。

※映画上映後に皆様からご協力いただきましたアンケートにつきましては、下記「アンケートまとめ」から閲覧ください。

映画上映会町長あいさつの様子

開会式 半渡町長挨拶

映画上映会の様子

映画上映中の様子

映画上映会北沢監督挨拶

北沢幸雄監督舞台挨拶

eigaposuta

上映作品ポスター

7/13(日曜日)の取り組み

インタビュー調査

<今回のインタビュー調査で着目した木城町の現状>

・少子高齢化の進行

・介護保険料が県内トップクラスの高さである(R6年度)

<上記の現状を踏まえた調査目的>

・一人ひとりが地域で健康に暮らせるまちづくりを目指し、木城町ならではの地域資源や生活環境を考慮し、効果的な介護予防施策を提案すること

<調査対象者>

木城町在住の65歳~74歳の方で事前に協力依頼をさせていただいた20名の方

<調査方法>

・1グループ学生2名の計10グループをつくり、1グループにつき2軒の協力者宅を訪問し、学生が聞き取りを行う。

<調査内容>

・世帯状況、連絡ツール、情報入手経路、地域活動やボランティア活動への参加状況、移動手段、健康について … など

 

インタビュー調査の様子

インタビュー調査の様子

ご協力いただいた皆様のあたたかいお人柄により、学生も相手について知るインタビュー調査を行うことができ、将来目指す社会福祉士として必要な「聴く力」を大きく成長させる機会となりました。あらためまして、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

なお、8月・9月ごろに木城町在住の65歳~74歳(令和7年6月1日時点)の方にもアンケート調査(郵送)を行う予定としています。今後、インタビュー調査と回収されたアンケート調査をもとに、九州医療科学大学で分析を行い、木城町の介護予防施策の検討を行います。お忙しいなか大変恐縮ではございますが、アンケートのご協力をお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健課
地域福祉係
電話番号:0983-32-4733
ファックス番号:0983-32-3440

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