子ども医療の適正受診のお願い
木城町では、子どもたちの健やかな成長を支えるため、一部宮崎県の補助を受けながら自己負担0円で子ども医療費助成制度を運営しております。しかし、近年の医療費の増加により、財政的な負担が大きくなってきており、制度を安定的に維持するための取り組みが求められています。
信頼できるかかりつけ医をもちましょう
子どもの体調や成長を日頃から見守ってくれる「かかりつけ医」がいると、急な病気のときにも安心です。症状の変化にも気づいてもらいやすく、必要なときに適切な治療を受けることができます。 まずは、近くで信頼できるクリニックを見つけましょう。
同じ症状で複数の医療機関を受診(重複受診)すると、医療費が増加し、必要のない検査や投薬が行われる可能性があります。 診断や治療を受けた医療機関で、経過観察を続けるようにしましょう。
ジェネリック医薬品を利用する
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分をもちながら、価格を抑えたお薬です。家計の負担を軽くし、こども医療費助成制度の持続にもつながります。薬をもらうときは「ジェネリックにできますか?」と聞いてみましょう。
なお、2024年10月からは、先発医薬品があるにもかかわらず、患者の希望で先発医薬品を選ぶと、薬の差額の一部を自己負担する制度(選定療養)が始まりました。特別な医療上の理由がない場合は、ジェネリック医薬品を選ぶのが基本となっています。
診療時間内に受診する
夜間や休日の救急は、本当に緊急性の高い患者さんのために用意されています。急を要さない症状での受診は、できるだけ平日・日中の診療時間内にしましょう。 医療機関の負担軽減にもつながります。
おくすり手帳をもつ
おくすり手帳には、これまでに飲んだ薬やアレルギーの情報が記録されます。病院や薬局が違っても、適切な処方を受けられるようになり、副作用や重複投薬を防ぐことができます。 診察や薬の受け取りのときは、忘れずに持参しましょう。
こどもの救急サイト #8000を利用する
夜間や休日に「受診すべきか迷う」時は、小児救急電話相談「#8000」や、日本小児科学会監修の「こどもの救急」サイトが役立ちます。看護師や医師が症状に応じたアドバイスをしてくれるので、必要なときに必要な医療につなげる判断ができます。 すぐに病院に行くべきか、自宅で様子を見るべきか迷ったときは、一人で悩まずにご活用ください。
小児救急電話相談「#8000」 毎日午後7時から翌朝午前8時まで
保護者の目で見て明らかに緊急性が高い場合は、迷わず119番で救急車を要請してください!

この記事に関するお問い合わせ先
福祉保健課
子育て支援係
電話番号:0983-32-4733
ファックス番号:0983-32-3440
更新日:2025年08月05日