キオビエダシャクの発生にご注意を!

更新日:2024年04月16日

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キオビエダシャクとは

成虫は、全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある美しい蛾(体長2cm 程度、開張5cm 程度) で、昼間飛び回ります。幼虫は5cm 程度のシャクトリムシで、頭、尻及び側面がオレンジ色で、 他の部分は灰色と黒色のまだら模様をしています。 幼虫は振動等に敏感なため、木を揺すると幼虫が糸を吐いて垂れ下がってきます。 幼虫のみが、マキ科のイヌマキとラカンマキ、ナギの葉を食害します。全葉食害を繰り返すと樹 木が枯死する場合もあります。

【画像】町内で確認されたキオビエダシャク(幼虫)
【画像】町内で確認されたキオビエダシャク(成虫)

発生したらどうやって防除するの?

1.幼虫の発生が少ない場合

木を揺すって落ちた幼虫を捕殺します。また、木の根元の土中に茶褐色で紡錘型をしたサナギがいますので、掘り出して捕殺します。成虫は、捕虫網などで捕殺します。

 

2.幼虫が大発生しているとき

薬剤散布が効果的です。薬剤がムラ無く葉の裏にもかかるように散布します(幼虫は葉の裏にもいます)。その後は定期的に観察して発生を確認したら散布を実施します。

ただし、薬剤散布は幼虫を殺すには効果がありますが、成虫、卵及びサナギには効果がありません。使用する薬剤の例は以下の通りです。

「トレボン乳剤」4,000倍希釈液(水4リットルあたり薬剤1ミリリットルの割合で薄める)

「ロックオン」1000倍希釈液(水1リットルあたり薬剤1ミリリットルの割合で薄める)

「スプラサイド乳剤」1,500倍希釈液(水1.5リットルあたり薬剤1ミリリットルの割合で薄める)

 

※薬剤は農協、森林組合、ホームセンターなどで取り扱っています。

※薬剤散布の際は、飛散防止対策を行ったうえで散布ください。

 

 

ご自分で駆除が難しい場合は?

庭木は個人所有の財産のため、町による対応は行っていません。

ご自分での駆除が難しい場合は、造園業者に庭木の防除をご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

町民課
戸籍住民係
電話番号:0983-32-4735
ファックス番号:0983-32-3440


保険係・生活環境係
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