子宮頸がん予防接種
子宮頸がんとは
子宮頸がんは子宮の出口にできるがんです。おもにヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。感染から発症までに数年から十数年かかりますが、性交渉の経験が一度でもあれば、すでに感染している可能性があります。
毎年全国で、1万人以上の女性がかかり、およそ3,000人が亡くなっていると言われる子宮頸がん。原因のほとんどがHPVウイルスへの感染です。
HPVワクチンを接種することでウイルスに感染するのを最大90%予防できると言われています。
定期接種について
【対象者】 小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子
【接種回数】 3回(受けるワクチンの種類によっては2回で接種を完了できます。)
【接種期間】12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日まで
【接種費用】 無料
キャッチアップ接種について(令和8年3月31日まで)
子宮頸がん予防接種は、接種後にワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が報告されたため、平成25年6月14日から積極的な接種勧奨を一時差し控えていました。しかし、専門家の会議において、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたこと等から、令和4年4月から接種勧奨を再開することとなりました。
≪キャッチアップ接種≫とは、上記の理由から接種の機会を逃した女性に対して、ワクチン接種(無料)の機会を改めて設ける制度です。
令和7年3月末までに1回でも接種した方を対象に助成期間が令和8年3月31日まで延長されることになりました。
【対象者】 平成9年度生まれ~平成19年度生まれの女性
(1997年4月2日~2008年4月1日生まれ)
【接種回数】 1回から2回(不足回数分)
【接種期間】 令和4年4月1日から令和8年3月31日まで
【接種費用】 無料
(注意)キャッチアップ接種期間を過ぎると全額自己負担となります。
(注意)2回目の接種と3回目の接種には3か月以上の間隔をあける必要があります。今年度内に2回目と3回目の両方の接種を希望する場合は、遅くとも今年の12月末までに2回目のワクチンを接種してください。
HPVワクチンについて
宮崎県内の医療機関(かかりつけ医)にて接種できます。事前に直接連絡をしてから受けてください。
公費で接種できるワクチンは3種類(2価・4価・9価)あり、いずれも3回の接種が必要です。
- 9価のワクチンを受ける場合、1回目の接種を15歳未満で受けると2回で接種を完了できます。
(注意)接種は義務ではありません。自らの意思で接種を希望してる方が対象です。接種するかは、ご本人・ご家族、かかりつけ医にご相談ください。
HPVワクチンを県外で受けられる方へ
木城町に住民票のある方で、進学やお仕事等で県外へ行かれている方もHPVワクチンを接種することができます。
県外で接種する場合は、事前に以下の「実施依頼申請書」を提出してください。
実施依頼申請書を元に実施依頼書を医療機関または自治体に送付いたします。
実施依頼申請書は、本人または同一世帯の方が書いてください。
一旦、全額支払った後に、かかった費用を町に請求することができます。
詳しくは保健センターまでお問い合わせください。
提出・お問合せ先:保健センター 電話:(0983)32-4010
ワクチンの有効性・安全性などについて
厚生労働省のホームページやリーフレットで、ワクチンの有効性及び安全性等について確認・ご理解のうえ、接種をご検討ください。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉保健課
健康推進係
電話番号:0983-32-4010
ファックス番号:0983-32-2727
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更新日:2025年04月01日