木城村古墳

更新日:2023年03月30日

ページID: 1421
いくつかの古墳のまわりに葉のついていない木々があり、その奥に緑の葉をつけた大きな木がそびえたっている写真

種別

史跡

指定

昭和14年1月24日、27日

所在地

木城町内(山塚原運動広場 外)

概要

 分布状況は、百合野原に9基、陣ノ内に1基、山塚原に29基、火除牟田に横穴墓4基、岩穴口に横穴墓3基、岸立に横穴墓3基の全49基(円墳38基、前方後円墳1基、横穴墓10基)である。5世紀から7世紀にかけて建造されている。

 このうち山塚古墳群は、木城町大字高城字仁君谷を中心に所在する。小丸川左岸に接する標高75~80メートルの丘陵の先端近くに31基の円墳が分布する古墳群。現況は山林と苗木畑に点在している。現在するのは径12~13メートルの小規模の円墳である。
 一次調査は昭和58年4月25日から7月4日まで、二次調査は同年9月20日から10月17日まで行われた。調査の結果、古墳の周構が14基が新たに検出され、周構内から須恵器、土師器が出土した。

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