石井記念友愛社 方舟館

更新日:2023年03月30日

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緑の木々の中に瓦屋根の木造3階建ての建物が建っている写真

種別

有形文化財

指定

平成29年10月27日

所在地

児湯郡木城町大字椎木字中原644-1

概要

 社会福祉法人石井記念友愛社が所有管理。現在の方舟館は、茶臼原孤児院に勤務していた百田孟一氏が使用していた百田館として建築された建物である。

 1917年(大正6年)2月、岡山孤児院が創立30周年を迎えるなかで、百田館は茶臼原孤児院事務所の北側に移築される。内部は岡山孤児院の百田氏の設計により改造され方舟館と改称された。1925年(大正14年)に現在の場所、静養館の西側隣接地に移築される。

 3階寄棟屋根の中心に「アンジェラスの鐘」が吊るされ、祈りの時を知らせていた。現在は敷地入り口近くの見学可能な部分の西側に位置する。周囲の石井十次像や静養館などと一体となった歴史的景観を形成し、再現することが容易でない建築物である。

(社会福祉法人石井記念友愛社 所見補足説明資料ー石井記念友愛社「静養館」・「方舟館」より抜粋)

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